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たぶん普通に回数があって、避妊もしていないのに、なかなか赤ちゃんができない・・・
日本では、そのような状態が2年続けば「不妊症」と定義されます。

実は、1回の性交で妊娠する確率は20%ほどしかありません。

でも回数を重ねていくうちに、特に避妊をしなければ、約90%の方が妊娠します。

もし、ご自分達カップルがそのような状態で、赤ちゃんが欲しいな、と思われるのであれば、一度病院で検査されることをおすすめします。

女性が妊娠できる率は、30代前半から少しずつ下がり、38歳を過ぎると一段と加速、40代では顕著に下がってしまいますので特に年齢を重ねている場合は、治療する、しないは別に、なるべく早く病院にいって、まずは検査し、ご夫婦のからだの状態をきちんとわかっておくことが大切です。

 

 

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その時に重要なのが、病院選び

一口に「婦人科」といっても

○一般婦人科(生理不順、子宮内膜症、筋腫、更年期障害、避妊など)

○産科(妊娠中、出産)

○不妊治療

と種類はさまざまで、それぞれいろいろな専門領域があります。

 

 

不妊治療の分野は、基礎研究の中の内分泌や発生学といった分野に相当し、大学からこの分野の基礎研究をされていた先生が、不妊治療専門のクリニックを開業されることが多いです。

でも、婦人科や産科の先生方は、普通、診療所や一般病院で、通常の診療においてお産や更年期障害や子宮内膜症、子宮筋腫やガンなど様々な患者さんが来るので、全部をこなさないといけない状態になっています。だから不妊症の治療だけを深くすることがなかなか難しい状況です。

なので、やはり本気で赤ちゃんを望まれるのであれば、不妊治療専門のクリニックに行かれることをおすすめします。

 

 

不妊治療専門のクリニックに行かれるメリットは・・・

1) もちろん専門性が高いので、治療方法も多様。

  妊娠までの時間が短縮できる。

2) 妊婦さんがいないので変な気を使わなくていい。

3) 検査から治療までの流れがスムーズ 。

4) 不妊カウンセラーなど専門分野のスタッフがいる。

などがあげられます。

 

 

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そして、どうやって探すかについてですが、一番いいのは知り合いの紹介です。
お友達などが受診して妊娠したというクリニックを紹介してもらうことです。
他には、インターネットで検索する方法も、もはや一般的になりました。

また、今では不妊治療に関する本や冊子たくさん出ています。
それらの本のほとんどは、その中で、クリニックの紹介を掲載していますので、住んでいる場所や診療時間など、自分の生活を照らし合わせながら、行きやすそうなところを選ばれるのもいいでしょう。

もし今、不妊治療専門ではない一般的な婦人科に行っておられるのならば、その先生に紹介してもらうのも良いですね。特に紹介状は効くようです。

それでも、敷居が高いなあ、と躊躇されている方もいらっしゃるでしょう。
また、いきなり治療になるのでは?と心配されている方もいらっしゃるかも・・・
でも大丈夫です。そんなことはありません。

大きなクリニックでは、診察の前に「説明会」を行って不妊治療についての一般的な知識や、クリニックの治療方針、料金などを説明されていますので、まずはそれに参加してみられるのもいいと思います。

お一人でもいいし、ご夫婦で参加されるのも、なおいいですね。
おそらくそこには、たくさんの同じ悩みを抱えた方々が集ってこられます。
決して一人ではありません。

 

 

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最後に、病院が決まりしばらく通院したあとでのことですが、ドクターとの相性についてお話しておきますね。

どんなに著名で妊娠率の高い先生でも、自分があまりこの先生とはうまくやっていけないなあと思ったら、病院を変えてみてもいいかもしれません。

なぜなら、お互いに信頼関係がないと治療は進まないからです。特に不妊治療はメンタル面がとても大切なので、ドクターに対する思いがストレスになって、妊娠しやすい状態を作る妨げになる可能性も考えられます。

人気のクリニックでは、患者さんの数があまりに多いため診療時間が短くて、ドクターと話をする余裕がまったくないところもあります。

相手がドクターなので、緊張してしまって話せない、ということもあるでしょう。

また、治療を受ける側の知識がまだ不十分なために、先生の言うことがいまいち理解できない、ということもあるかもしれません。

いずれにしても、ある程度の勉強は、治療を受ける側にも必要ですが、 それを超えたところで、人間対人間として、ちょっとこのドクターとは合わないな・・・ということも、人間同士のことですからあるでしょう。そんな時は、転院を考えることも、妊娠しやすい環境を整えることにつながりますので、悪いかな・・・と気を遣われることはありませんよ。

(参考:all about 池上文尋氏 不妊治療の病院選び)